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お待たせしました。今回はスピアーについてです。
スピアー
タイプ むし・どく
特性 むしのしらせ
種族値 65-80-40-45-80-75(合計385)
総合面について
・種族値は強いポケモンと比べるとかなり差があり、特に防御の値はなんとポッポと種族値が一緒と最終形態とは思えない低さを持つ。
攻撃も特に高いわけではなく、よっぽどスピアー好きでないとまず対戦ではみかけないだろう。
・シングルにおけるスピアー
上記で説明したとおり、シングルではヘラクロスやメガヤンマといった強力は虫タイプの存在、毒タイプでいえばベトベトン等の存在でシングルでほぼ見かけることの無いポケモンである。ただ道具の力を借りれればまだ戦えるポケモンであるので、種族値制限等が設けられている対戦では見かけることがあるかもしれない。
・努力値
技構成例の所に記載したので、そこを参照。
次にシングルバトルで候補になる技を紹介する。
・シザークロス
スピアーのメイン技になりうる。一番無難な技。
・どくづき
この技で重宝するのは追加効果の毒ではあるが、スピアーがこの技を打つタイミングが少ないのが難点。
・ダブルニードル
2回攻撃し、1回毎に毒状態にする判定が起こる。今現在のスピアーの固有技。
ただ威力も低い上にスピアーの攻撃種族値では物足りなさを感じることが多い。
・がむしゃら
攻撃がほぼ通らない鋼に対して無理矢理使うこともできる技。ただスピアーでは相手の攻撃を耐えきれないことが多いので、きあいのタスキ等のアイテムと併用したい。
・どくどく
どくづきやダブルニードルよりも確実に毒にできる。がむしゃらとセットで使うのがいい。
・つるぎのまい
攻撃種族値の低いスピアーにはマッチした技なのだが、積めるだけの耐久力が無いのと積んでも突破できるだけの能力を得られないのが辛い。
・技構成例
シザークロス、どくどく、がむしゃら、いばる@きあいのタスキ
性格は「ようき」
スピアーの最も使いやすいであろう型。「いばる」は相手の炎の特殊タイプのポケモンや受けポケモンに対する対抗策として採用した。ここは特に他の攻撃技を選択したり、決定力を上げる「つるぎのまい」にしてもいい。努力値はAS252 H4
シザークロス、どくどく、がむしゃら、こうそくいどう@ウタンのみ
性格は「しんちょう」
きあいのタスキをパーティ内で使用してる場合はこちらでも可能。
ラティオスの眼鏡サイコキネシスをウタン発動でちょうど特性の発動ラインまでにHPと特防を調整し、且つこうそくいどうで種族値130組の最速を抜ける要に調整。残り攻撃。耐えた後、むしのしらせ+シザークロスでラティオスを倒すというカウンター攻撃を仕掛ける型にしてみた。ただ耐えられる範囲がタスキよりも狭まり、さらに攻撃努力値をちょっとしか振ることが出来ない為さらに決定力が落ちてしまう。
またラティオスの眼鏡1本に絞っている為に、タスキやスカーフ等を持たれていると成立しない。ほぼ1点読みの選択であるので安定はしないだろう。
・立ち回り
このポケモンの種族値の中でも、比較的高めなとくぼうを活かしていく戦い方になるだろう。HPを多めに振っていればミロカロスの前に出すことも出来、どくどくを打ち込むことが出来る。またルンパッパやナッシーにはタイプ的に超有利であることから強気に攻めていけるので相手のパーティに居たら積極的に使っていきたい。以上の点を踏まえてスピアーは打点の無いポケモンや草タイプに出していく戦い方を取ることになる。またエスパーとのタイマンに持ち込めて、上記調整をしていたのなら優位に立てる可能性が高い。
・ダブルのスピアーについて
まずシングル以上に見かけることはない。やる技も他のポケモンで賄えてしまうためにほぼ出番は無いといっていいだろう。
あえて使うならば「シザークロス」でもクレセリアを3発で落としきれないであろうことから「がむしゃら」の方が効率が良さそうなので「がむしゃら」はほぼ必須になるだろう。
「いとをはく」で相手の素早さを下げていくのもいいだろう。ただこれだけだとバタフリーでやるほうがいい。
・補足
バタフリーもそうだが、進化前がサナギのポケモンはプラチナから「てっぺき」の教え技が付くようになった。かといって採用できるのはドクケイルぐらいで他のポケモンが覚えてもそれほど強くないだろう。
全体的な評価(S・A・B・C・D・E)の6段階評価中 判定D
他のポケモンで出来る点と固有技の威力の低さが伴いこの結果になった。
相当スピアーが好きな人ぐらいからしか見ることができないだろう。
ちなみに俺はスピアーかなり好きです。
ちょくちょく文章を弄って修正しましたが、考察としての完成度はバタフリーの方が高い気がする・・。
次はピジョットについて書きます。