ポケモンのオフに参加し初めて6年目になりました。
思えばオフに初参加した頃は固体値や努力値も分からなかったトレーナーでした。
今では3V見て「ゴミ」とか言ってみたり、めざぱ付きの伝説厳まで普通に手をつけるようになってしまった。この5年で色々変わってしまったことが沢山あります。

まず使うポケモン

昔は自分の好きなポケモンを使ってましたね。強いポケモンが全然好きじゃなくてマイナーと呼ばれるポケモンばっかり使ってたと思います。色々オフに出たりすることで強いポケモンを持つようになって、最近では逆に強いポケモンを良く使うようになってしまった。環境がルビサファエメからダイパプラチナになって環境が崩壊してるのもあるけど。

要因は3つほど思いつきます。まずはオフ会

あんぐらに行き始めてから強いポケモンをよく使うようになったかな。
なんというか自分の中で「強いポケモンを使わないとマイナーは使いこなせない。」ということをここで確認したからだということが一つ。向こうは廚ポケを使うトレーナーが沢山いて、その中で鎬を削りあっているだけあってやっぱりトレーナーも強い人が多いと実感した。

2つ目。コム達との出会い

これも要因としては大きいものだったと思う。これによって「強いポケモン同士で戦う事の面白さ」を理解できたと思う。まぁコムと会話しててそう思った。これによって俺の脳内は「弱いポケモンを使うということは、相手が廚ポケを使用してる場合は戦う前からアドバンテ−ジを失っている」という事に置き換えて考えられるようになった。

3つ目。自分が負けず嫌い

これが最大の要因だろう。オフに何回か参加してた時に、「いつかは優勝してみたい」と思うようになった。多分オフに参加して3回目ぐらいだったと思う。

ある日、某オフに参加している時に何故か対戦相手とすごいレベルの違いを感じてしまった事があって、急にすごい悔しさがこみ上げてくる瞬間があった。当然その相手には勝てなかったが、それから自分は変わってしまったように思える。以降は人に迷惑をかけた部分もあるが、負けるとすごい落ち込んだり考え込んだりするようになって、「ポケモンを楽しんでいない」と言われた時期もあった。コランダムの予選前ぐらいが最大の病んでる時期で、ポケモンで勝てないとすごい落ち込んで塞ぎこんでた。あの時色々迷惑かけられた方々には本当に申し訳ない。

この時期にすごい対戦しまくってて自分で勝率とかつけてたんだけど、それを見てさらに落ち込みに拍車がかかってた。本当にこの時はヤバかった・・。

勝ちたいけど強いポケモンはあんまり使いたくない。
そんな感じの葛藤がしばらくは続いた。

そんな時にコム達と出会い。コムと話してた所で感じたことは、上記にも書いたとおり、「強いポケモン同士との対戦も面白い」ということ。
昔の俺は全然理解できんかったけど、今は十分に理解できる。それが昔の俺と今の俺の最大の違いかな。

昔は「どんな弱いポケモンも使いこなすマイナー使い」って言われて自分にもある程度自身があったんだけど、今は「廚ポケ好き」と言われるようになってしまった。それはそれで寂しい気もする。

勝ちたいが為に捨てた肩書きがある。
それでも俺は勝ちに行くポケモンバトルがしたい。


何故こんなに勝ちたいのかというと、
ここまで一つの物に長い間ハマリ続けれたものは無いから。

昔からポケモンだけはやり続けてきて、面白くないと思ったことが一度も無い。
オフ会に参加したことによって俺のゲームというカテゴリのポケモンが占める割合が大きくなった。で折角これだけ長い事ハマッてるなら、このゲームを極めたいと思った事が今の勝ちたいに繋がっているのかもしれない。運の要素が多いゲームに極めるも何も無いんだけれどね。

だから今の俺は廚ポケをすごい使うし、当然勝ちに行く為の工夫とかを考える。
少しでもネタ要素がガチ対戦の中に入ると萎えてしまったりする。

ただ悪い点は、そういう対戦の面白さを知って以降ネタに走らなくなってしまった所。そういうお披露目の場所に相応しいマルチとかにほぼ参加しなくなってしまった。だから普通にマルチしようと誘われても断ることが多くなってしまった。

それが昔の自分と比べて劣化している所なのかもしれない。

逆にコム邸で行われていた「ガチマルチ」(廚ポケ溢れるマルチ)とかには参加する。これは勝ちに行くことが目的だから。やっぱりこういうのが今一番やってて楽しいと感じる瞬間であることは事実である。

1825日=5年。ポケモンオフ会に出て5年の間に随分と成長した気もするが、劣化した部分もある。もっと対戦以外の違うところに興味を持てば視野も広がっていいのかもしれないが、今も「もっと強くなりたい」という目標がある以上は、対戦から離れるのは難しいことだろう。最早ハマッて抜け出せないでいる状態である。

もっと気楽にやればいいのに。 最近よく言われる言葉だ。
きっとこのゲームの根本的な楽しさを理解していないのかもしれない。
最近そう思うようになった。